古いスマホの使い道
今回はアイテムではなく、アプリの記事です。
2006年のMNP導入やLINEなどのメッセージアプリの普及で、以前までよりも機種変更やキャリア変更が安易にできるようになりました。
それ以前までは、キャリアを変えようとすれば必ず電話番号が変わってしまいました。
また、主な連絡手段がEメールであり、@の後ろ部分(ドメイン)がキャリアごとに固定されていたため、キャリアを変えてしまうと、友人や家族などに「メルアド変わりました」と一斉送信しなければなりません。
この2点があまりにも面倒で、滅多なことが無い限り、D社→A社、A社→S社とキャリアを変えることは珍しかったでしょう。
しかし、最近ではMVNO(仮装移動体通信事業者)、通称:格安SIMも増え、さらにそうした事業者でもSIMカードだけでなく本体を扱っているため、古くなったスマホが手元に残っている方も多いのではないでしょうか。
iPhone、android問わず、おおむね“まだ使える”状態なのに、新機種が発売され、否応無しに型落ちとなってしまうことも少なくありません。
しかもアプリは常に最新機種の性能に合わせてアップデートされていき、特にゲームアプリはつい数年前の機種でさえ、まともに動作しないなんてことも…。
そうなると、古いスマホのその先は、機種変更時に下取りに出すか、中古買取業者やネットオークションで売るか、ただ、どちらも大した金額にはなりません。
ゲームや音楽を楽しむためだけ、例えばiPhoneをiPodのように使うことも不可能ではありませんが、先述のように所詮は型落ちなので、最新バージョンのゲームアプリはまともに動きません。そのストレスたるや。。。
でもでも、捨てるにはもったいない。なんせ“まだ使える”んですから。
じゃあ、どうすれば???
ちなみに私の手元には、主として使用しているiPhone7が1台、契約上の機種であるiPhone5sが1台、さらに以前に使用していた某A社のSIMロックが掛けられたiPhone5cが1台と、歴代のiPhoneが3台あります。
そのうち、iPhone7はメインで使用しているものなので、こちらは通常の使用方法となります。そしてiPhone5sは、SIM無しのWi-Fi運用で、下の娘ちゃんがYoutube用に使っています。
では、残る1台のiPhone5cはと言うと、普通に考えたら使い道がありません。
すでにiPhone5cのサポートは終了しており、iOSも11にはアップデートさせてもらえません。ゲームなんて簡単なものしかできず、最近のものは処理が全く追いつかないんです。カクカクもカクカク。当然、売ったところで雀の涙です。
でも、捨てるには忍びない。
「なんか無いかな〜」とネットでいろいろ調べていたところ、、、
見つけました!最良の使い道!
それが、古いスマホを“防犯カメラ”として使えるという、何とも神なアプリ。
「Alfred(アルフレッド)」です!
簡単に言えば、古いスマホのカメラに映っている映像をインターネット経由で手持ちのスマホに投影してくれるというものです。
もしかしたら、同様のアプリは他にもあるかもしれませんが、「Alfred」の特に良いところは、無料で使える、接続に必要なのはGmailアカウントのみという2点。超簡単に、かつ初期投資不要で防犯カメラを設置できるんです。
これは古いスマホの使い道として、かなり有効なのではないでしょうか。
アプリの使い方などは、次の記事で!